WEC世界耐久選手権のLMP1クラスに今年から参戦するニッサンは今週、アメリカで3日間のテストを実施した。2台目のGT-R LMニスモも投入された今回のテストには、松田次生やルーカス・オルドネスも参加している。
FFレイアウトを採用したLMP1車両のGT-R LMニスモで今年のWECにエントリーしているニッサン。ル・マン24時間に向けた開発のため開幕2戦は欠場したものの、ル・マンには3台体制で参戦することになっている。
今回ニッサンは、ケンタッキー州のボウリンググリーンで3日間のテストを実施。ル・マンに向けてアメリカでの最後のテストとなる今回は、2台目のGT-R LMニスモも投入されている。
ドライバー陣も9名全員が参加。5月3日のスーパーGT第2戦富士を戦った松田とオルドネスもこのテストに登場し、ともにGT-R LMニスモでの初ドライブを行っている。
チームはこの後、ル・マンの最終準備のため、シルバーストンにある開発拠点に移動することになるが、現在はその前に3台目のマシンを完成させるべくインディアナポリスの拠点へと戻っている。
「たしかに、もっと多くの時間があればいいが、(テストで)いい3日間を送り、多くの作業項目に取り組んだ」と語るのは、ニッサンLMP1のチームプリンシパル/テクニカルディレクターのベン・ボウルビー。
「我々が現在注力しているのは、2台のマシンを再び準備することと、3台目のマシンを完成させることだ。ドライバーたちが今週(テストに)よく取り組んでくれたことをとてもうれしく思っているし、ル・マンのテストデーで順調にいくことを楽しみにしているよ」
なお、ニッサンは8日、ル・マンに向けての新たなドライバーラインナップを発表。マルク・ジェネがドライバーから助言役となった一方で、ロシア出身の若手であるマーク・シュルジッツスキーが新たにラインナップに加わっている。
