WEC世界耐久選手権のLMP1クラスに今年から参戦するニッサンは、アメリカでの4日間のテストを終え、2000km以上を走破したことを明らかにした。

 FFレイアウトを採用したLMP1マシン『ニッサンGT-R LMニスモ』で今季WECのLMP1クラスにエントリーしているニッサンは、テストに専念するためとしてシリーズの開幕2戦を欠場し、ル・マン24時間での実戦デビューに向けて開発を進めている。

 そんなニッサンは先日、今後はマシン開発という部分からシフトし、マイレージを稼ぐ方向に注力する方針を明らかに。そして先週、ケンタッキー州ボウリンググリーンにあるシボレーのテストトラックで4日間のテストを実施した。

 このテストの大半はウエットコンディションのもとで行われることとなったが、最終的にマシンは2000km以上を走破。テスト前まで、GT-R LMニスモの総走行距離は3800kmほどだったため、今回のテストではそれまでの総走行距離の約半分を一気に走りきったことになる。

 そんな4日間のテストには、ハリー・ティンクネル/ミハエル・クルム/マックス・チルトン/マルク・ジェネ/ヤン・マルデンボロというGT-R LMニスモのレギュラードライバー陣に加え、アレックス・バンコムも参加していた。

「ミシュランのウエットタイヤについて多くのことを学ぶことができた。特に、僕らが特注しているリヤタイヤについてね。使い勝手はかなり良かったよ」とテストを振り返るのは、今回の走行の大部分を担当したティンクネル。

「僕たちは非常にスムーズにマシンを走らせているし、毎日数多くのことを学んでいるんだ」

 ニッサンは今月末にマシンのホモロゲーションを取得し、5月末のル・マン公式テスト前にさらに2日間のテストを北米で実施する予定となっている。

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