ル・マン24時間を主催するフランス西部自動車クラブ(ACO)は9日、2011年のインターコンチネンタル・ル・マン・カップ(ILMC)のフルシーズンエントリーリストを発表した。プロトタイプは合計13台、LM-GTEクラスは合計13台がエントリーしている。
LMP1クラスはすでに参加表明をしているとおり、アウディ、プジョーの両メーカーが2台ずつをエントリー。プジョー勢ではチーム・オレカ・マットムートが908 HDi FAPをエントリー。ニコラス・ラピエールとともに、スーパーGTでおなじみのロイック・デュバルがエントリーを果たした。また、ホープ・レーシング、そしてレベリオン・レーシング、さらにアストンマーチン・レーシングが1台ずつをエントリー。OAKレーシングは2台をエントリーさせた。
LMP2は3台がエントリー。欧州ニッサンと提携したシグナテック・ニッサンが1台、OAKが1台、レベル5が1台という顔ぶれ。LM-GTEプロはAFコルセがF458イタリアを1台、その他BMWモータースポーツ、ラグジュリー・レーシング、ロータス・ジェットアライアンスが2台ずつをエントリーした。
LMSやALMSとの“併催”戦ではこの他にも多くの顔ぶれが揃うことが予想され、今年のスポーツカーレースはILMCを軸に華やかなシリーズとなりそうな気配だ。