ル・マン・シリーズ/インターコンチネンタル・ル・マン・カップ第2戦スパ・フランコルシャンは6日、予選が行われ、ティモ・ベルンハルト/ロマン・デュマ/マイク・ロッケンフェラー組1号車アウディR18 TDIがポールポジションを獲得。アウディ勢がトップ3を独占した。

 走行初日からマルセル・ファスラー/ブノワ・トレルイエ/アンドレ・ロッテラー組2号車アウディやペドロ・ラミー/セバスチャン・ブルデー/サイモン・ペジナウ組9号車プジョー908、さらにLMP2のRMLが走らせるHPD ARX-01dがクラッシュするなど、波乱の展開となった今回のスパ戦。

 迎えた予選。9号車プジョーは予選に修復を間に合わせ、プジョー勢は予選最終盤までアタックをせずにいたが、残り時間わずかというところでマシュー・ラハイエ駆る15号車OAKペスカローロが大クラッシュ。赤旗が提示され、コース長の長いスパで、残り6分でセッションが再開されることになる。

 プジョー勢3台は満足なアタックを実施することができず、7号車は総合13番手、9号車は18番手、さらに8号車はノータイムで50番手という結果になってしまった。「ピットレーンでトラフィックが解消するのを待っており、その後コースインしたがやはりライバルたちが過ぎ去るのを待たなければならなかった」とプジョー・スポールのブルーノ・ファミンは語っている。

 このプジョー勢の予選失敗もあり、ポールポジションは1号車アウディが獲得。わずかに及ばず、アンドレ・ロッテラーがアタックした2号車が2番手、3号車が3番手とアウディ勢が上位を独占することに。4番手にはニコラス・ラピエール/ロイック・デュバル/オリビエ・パニス組オレカ・プジョー908 HDi FAPとなった。

 LMP2クラスは、今季速さをみせるニッサンエンジン勢を抑え、ストラッカ・レーシングのHPD ARX-01dがトップに。TDSレーシング、シグナテック、ブーツェン-シナジー・レーシングのオレカ03/ニッサンが2〜4番手を占めた。

 ILMCに参戦するBMWモータースポーツが登場してにぎわうLM-GTEプロクラスだが、トップはジェイム・メロ/トニ・バイランダー組AFコルセのフェラーリ458 GTCが獲得。トップ3をフェラーリ458が占め、ライバルのポルシェ997 GT3 RSR勢にアドバンテージを築いた。

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