ホンダのサーキットでのレース活動およびラリーのオフィシャルパートナーとして知られる、イタリアのJASモータースポーツは、今季のIRC3ラウンドにおいてレーシングサービスを行なうことを発表した。この3ラウンドは、6月4〜6日のサルディニア(イタリア)、6月24〜26日のイプルー(ベルギー)、8月27〜29日のバルムラリー(チェコ)となる予定だ。

 ここで言うレーシングサービスとは、スペアパーツの供給支援とエンジニアの派遣。またサポートトラックを常備することで、ホンダカスタマーそれぞれがスペアパーツを持ってこなくてもよく、不測の事態が起こった場合でも幅広く用意されたパーツから、チームが必要とするものをすぐ使えるという環境が整うことになる。

 JASモータースポーツはホンダ・シビック・タイプR R3をここ数シーズンに渡って走らせており、そのノウハウの豊富さは言うまでもない。ホンダカスタマーの疑問や要望にはこういったハイレベルのメカニックが対応する。カスタマーは単に「行って、ドライブ」するだけでよく、部品の心配をする必要がなくなるのだ。

 JASのチーム責任者である、アレッサンドロ・マリアーニは次のように話している。
「我々のクルマをご使用いただいている皆さまは、単なる顧客ではなく、ホンダファミリーの一員であると考えています。ドライバーがもっと気楽に走れるよう、チームが望むものはすべてご用意させていただきます。我々は以前もこのようなサービスを行なっており、また再開することができて本当に喜ばしいです」

 2007年に国際舞台に登場して以来、ホンダ・シビック・タイプR R3はタイトルこそ逃してしまったが、IRCの2WD選手権でトップ争いを続けている。またJWRCだけではなく、世界中の国内選手権でもその能力の高さが証明されており、現在FIAのグループNに売り込みをかけているということだ。なおエンジンは日本のメーカー、M-TECが開発に携わっている。

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