今季、ニッサンGT-RニスモGT3でブランパン耐久シリーズに参戦するJRMレーシングは、プロカテゴリーに参戦する1台のドライバーとして、ルーカス・ルーアとピーター・ダンブレックと契約したと発表した。
2011年までFIA GT1世界選手権に参戦、昨年はWEC世界耐久選手権に活動の場を移していたJRMレーシングは、今季に向けブランパン耐久シリーズに2台体制で参戦する予定で、1台はプロクラス、もう1台はプロとアマチュアが組むプロ-アマ・クラスに参戦する。
そんなJRMのプロクラスのドライバーとして起用されたのは、チームと関わりが深いルーアとダンブレックというコンビ。2011年のFIA GT1でミハエル・クルムとともにJRMから参戦し王座を獲得したルーアは、昨年はアメリカン・ル・マン・シリーズに参戦したものの、今季JRMに復帰することに。また、日本で長年キャリアを積んだダンブレックは、昨年のWECに続くJRM加入となった。
「これまでニッサンGT-RをGT1、GT3とドライブしてきた経験を考えれば、ピーターとルーカスというふたりは素晴らしいペアになる」と語るのは、JRM代表のジェームス・ラムジー。
「彼らの経験は、JRMと我々のカスタマーチームに対し大きな利益になる。どちらのドライバーも、チームのことをよく知ってくれているしね」
ラムジーによれば、ルーアとダンブレックと組む3人目のドライバーについては近いうちに発表するとしている。