KCMGのルマン帰還への序章・テストデーに参加

 2013年の歴史的デビューから1年、KCモーターグループはこの6月、再びフランスの地に降り立ち、第82回ル・マン24時間耐久レースへと参戦する。香港にベースを置く中国系チームとしてのル・マン初参戦から12ヶ月、チームは来週末(6月1日)のテストデーに向け、世界最高峰の耐久レースル・マンの聖地、サルテ・サーキットへと旅立つ。

 何ヶ月にも渡って準備を進めてきたチームとドライバーだが、まずはル・マン24時間の前哨戦ともいうべきテストデーに先立ち、5月30日と31日の2日間に行われる参加受付と公開車検を経た後、6月1日には4時間のフリープラクティスが2回行われる。サルテ・サーキットはレース専用トラックと公道部分が組み合わせられた全長8.4マイル(約13.6km)のユニークなコースで、このテストデーはレースウィークに先がけて各車のセットアップ確認ができる最後のチャンスとなる。

 今年のFIA世界耐久選手権レース(WEC)でKCMGがこれまで見せてきた好成績を考えると、唯一獲得ポイントが2倍になるこのル・マンでの活躍が現実味を帯びてくる。リチャード・ブラッドレー、アレキサンドレ・インペラトーリ、そしてマット・ホーソンが操るオレカ03・ニッサンLMP2が、今季2レースを終えてチームランキング2位につけているのも当然の事だろう。

 インペラトーリとホーソンは、昨年のKCMGの中国系のチームとしての歴史的な一歩となった初参戦でル・マン初参戦を飾った。だが、レースをリードした周回を含め、19時間に及ぶ健闘虚しく、燃料電池の故障によりリタイアを余儀無くされた。

 6月14~15日がル・マンデビューとなるブラッドレーは、先月のスパ・フランコルシャンでインペラトーリと組みKCMGにとってWEC初のポールポジションを獲得した事が記憶に新しい。22歳のイギリス人青年は、昨年のWEC富士6時間耐久レースでもKCMGドライバーとして活躍したほか、同じく昨年のアジアン・ル・マン・シリーズ、富士3時間では優勝に大きく貢献した。

リチャード・ブラッドレー
「ル・マン24時間レースは、1999年から絶対に出たいと思い続けてきたレース。KCMGの2014年WECプログラムに加わってから、この瞬間を夢見ていたよ。24時間耐久レースで運転するのも、暗闇の中LMP2マシンをドライブするのも初めてだけれど、そこに待ち構えているチャレンジへの準備は出来ているよ。シルバーストーンと、初めてポールを獲ったスパでの我々の出来から考えると、ル・マンで良い成績を残せる確率はかなり高いと思っているよ」

マット・ホーソン
「2度目のル・マン挑戦に向けて、僕達の期待は高まっている。オレカのシャシーは短いサーキットに最高に合うし、ダンロップタイヤへの理解が深まれば、今シーズンのLMP2優勝への可能性は高くなるね。去年のル・マン覇者は今季WEC2戦では辛うじて僕らを抑えて勝利を遂げているが、我々もコースのユニーク性は分かっているし、長いストレートとグリップの低い路面に対応すべく、マシンをチューニングする必要があるだろう。アレックスとまたル・マンでタッグを組むのは嬉しいよ。リチャードのことも出来る限り僕らでサポートするつもりだ。彼はル・マンは初めてだからね」

アレキサンドレ・インペラトーリ
「ル・マンに戻り、早くまた24時間レースを走りたいね。ル・マンは、特別な思い入れを持ってしまう数少ない場所のひとつだね。ル・マンと言う大舞台でまた僕らの力を試せることが、待ちきれないよ! WECの初めの2戦でチームのポテンシャルの高さを証明出来たように、僕達は去年よりも良い状態に仕上がっている。それだけに、今回は昨年よりもっと上を目指すよ! だけど、ル・マンで良い成績を残すのがどれほど難しいか、肝に銘じておかないとね。サーキットの情報もかなり頭に入っているけれど、LMP2クラスの闘いは熾烈だ。この世界最高峰のイベントで、チームが中国・香港の誇りとなるように、チーム全員、特にマークとリチャードの総力をあげて勝つための準備をしていくよ」

ポール・イップ/KCMG マネージングディレクター
「ル・マン24時間耐久レースは、KCMGにとって2014年シーズンのハイライトとも言えるイベントで、今年サルテ・サーキットに戻るために周到な準備をしてきた。LMP2クラスの競争は大変厳しいものがあるが、オレカ03でこれまでWEC2戦で良い戦いが出来ている。腕のいいドライバーと戦えるマシンで、チーム全員6月のル・マンで良い結果を残せると信じている」

 ル・マンについての詳細はwww.24h-lemans.comへ。

 KCMG の詳細は www.kcmg.com.hk へ。最新情報は KCMG の Facebook で「いいね!」をクリック。または、 @KCMotorgroup を Twitter または Instagram で、フォローしよう。

本日のレースクイーン

引地裕美ひきちゆうみ
2025年 / スーパーGT
Mobil1レーシングサポーターズ
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年2月号 No.1616

    スーパーGT 20周年記念特集
    激動、勇退、高揚。
    忘れられない20年

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円