KCMG、富士での劇的なLMP2クラスでのバトルの末今季4度目の表彰台を獲得
日曜日、富士スピードウェイで行われたFIA世界耐久選手権(WEC)第5戦において、観客はKCモーター グループ(KCMG)の凄まじいLMP2クラスでのバトルと4度目の表彰台フィニッシュに沸いた。リチャード・ブラッドレー、マット・ホーソン、アレキサンドレ・インペラトーリがタッグを組んだ香港ベースのチームは、6時間に及ぶ手に汗握るバトルの末、LMP2クラス2位で日本でのレースを終えることとなった。
金曜日に行われた2度の90分公式練習が週末のレースの幕開けとなった。ダンロップを履くゼッケン47 のオレカ・ニッサン03Rは両セッションともにトップ3に入り、全長4.563kmの富士のコースで初日88ラップをこなした。最後の公式練習は翌日の朝に行われ、30周をこなしカーナンバー47はLMP2クラスで3番時計をマークした。
インペラトーリとブラッドレーによる、4周平均ラップタイムにより、ゼッケン47のオレカはLMP2クラスで3番 グリッドが確定。優勝を狙える位置につけることとなったが、他チームにペナルティーが科せられたため、順位を上げクラスポールを獲得する。
スタートドライバーを務めたインペラトーリが好スタートを切り、レース開始直後の1時間はレースをリード。このスイス人ドライバーとG-ドライブのオリビエ・プラとの間で繰り広げられたLMP2の首位争いの熱いバトルに、観衆は身を乗り出して熱狂。インペラトーリがトラフィックを抜け出すべく隙を伺う途中に、ゼッケン88のポルシェとの接触によりスピンを喫する間にゼッケン26のリジェが前へ出ることとなったが、47番のオレカは62周を走り、スイス人ドライバーからマット・ホーソンへとドライバー交代する。
イギリス人ドライバーはG-ドライブレーシングのジュリアン・キャナルとのギャップを維持し、47番オレカ LMP2を次のリチャード・ブラッドレーへ託す。バトンを引継ぎいだブラッドレーは、瞬く間にラップタイムをグングン上げ、26番リジェのロマン・ルシノフとのギャップを確実に詰めていくことに。ブラッドレーは、ファイナルスティントで47番オレカを再びスイス人チームメイトへと引き渡すまで、64周を無事にこなす。
2番手でレースに復帰したインペラトーリは、26番リジェの背後について機会を伺うこととなったが、G-ドライブレーシングはフロントタイヤ交換のためピットイン。この間にインペラトーリはLMP2首位へと踊り出た。ピットアウトしたプラは猛烈な勢いで追い上げ、レース終盤インペラトーリと激しい首位争いを繰り広 げた。だが、力強い走りを見せたこのフランス人ドライバーは、富士の100Rコーナーでインペラトーリをかわすこととなった。この結果、218周、6時間に渡る劇的な闘いの末、KCMGは5.4秒差で2位フィニッシュを飾る結果となった。
■リチャード・ブラッドレー
「2位でのフィニッシュは良い結果だと言えるが、僅差だっただけに残念だね。楽なレース展開ではなかっ たけれど、問題を抱えながらも優勝にあと一歩にまで迫ることが出来たと言うことは、チームにとっては 明るい材料だと言える。優勝も狙えると言っていたとおり、今回も日本でほぼ優勝を手に出来ていたから、次の中国では今日以上のパフォーマンスを披露したいね!」
■マット・ホーソン
「フルコースイエローが入るという不運もあって、優勝目前だったのに本当に残念だけれど、2位フィニッシュということで選手権争いに踏みとどまることが出来た。アレックスとリチャードは完璧なパフォーマン スを見せてくれたし、何を改良すべきか見極めることが出来た。上海ではもっと良いレースをお見せできると思うよ」
■アレキサンドレ・インペラトーリ
「良いレースが出来たし、良いバトルも披露出来て自分の走りを楽しむことが出来たよ。後僅かのところで優勝は逃したけれど、良い戦いも出来たし、結果には満足している。リードをキープして良い攻防も出 来たと思うけれど、トラフィックに阻まれてしまったんだ。全体的にチームは良い仕事をしたし、まさに混戦状態だよ! 今は上海でのレースが待ち遠しいね」
■ポール・イップ/KCMG マネージング・ディレクター
「2位と言う結果を望んでいたわけではないが、富士でのチームのパフォーマンスがこの好結果に結びつ いたと思う。僅差だったし、リチャードもマットも、アレックスもずっと決勝レースを通じて果敢にアタックを続けてくれた。全員が素晴らしい仕事をしてくれたし、KCMGのホームコースとも言える上海での世界選手権の次戦を楽しみにしているよ」
KCMGはLMP2チームポイント80を携えて、中国で行われるFIA WEC第6戦へと向かう。FIA世界耐久選手権の詳細はwww.fiawec.comへ。KCMGの詳細は www.kcmg.com.hkへ。最新情報はKCMGのFacebookで「いいね!」をクリック。または、@KCMotorgroupをTwitterまたはInstagramでフォローしよう!
