イギリスのレーシングコンストラクター、ペリン・リミテッドは、2015年のWEC世界耐久選手権のLMP1クラスへの参戦を目指して、ファンや学生らがチーム運営に参加することのできる新たなプロジェクトを計画している。
ペリンは昨年5月、今季の新たなLMP1車両規定に準拠したLMP1シャシーを開発したと発表し、デザインを公開していた。今回ペリンは、“myTeam”と命名された、ファンとチームの相互関係を重視したプロジェクトを展開するということだ。
このプロジェクトでは、ウェブサイト上で設計段階のデザインなどを公開。ファンらは改善点についての提案をすることも可能になるという。また、チームが現在どのようなことに着手し、次にどのようなことを計画しているのかなどの情報を知ることも可能。レースやセッション中には、チームラジオを聞くことができるほか、オンボードカメラを見ることもできるようになるという。
設立者のニコラス・ペリンは次のように語っている。
「グランドスタンドでスマートフォンを持っていたとして、我々がピットで見ているストラテジーパネルと同じものを見ることができるし、自らの提案もすることができるんだ」
ペリンは、“myLMP1”と名付けられた新マシンをカスタマーに販売することに失敗した後、なんとかマシンをグリッドにつかせようとする取り組みの中で、このアイデアを思いついたのだという。
「人々がこれをトリックだと呼びたいのであれば、それもいいだろう。ただ、これは我々がスポンサーシップを販売するための方法なんだ」とペリン。
「我々は確立されたブランドではない。だから、何か目新しいことをする必要があるんだ。これで目標に到達することができると信じているよ」
目標としては、WECの2015年シーズンの開幕を前に、今年中にマシンの製造やテストを行うことを含んでいるという。またペリンは、現在のところエンジンに関して合意に至っておらず、その決定は予算に左右されることになるだろうと語っている。
