2013年F1第15戦日本グランプリの公式予選Q1は、ロータスのロメイン・グロージャンがトップタイムを記録した。順位結果は以下のとおり。
日曜日の決勝グリッドを決める日本GPの予選は14時からスタート。ノックアウト方式で行われる予選最初のQ1は全22台が20分間のタイムアタックを行い、上位16位までがセカンドラウンドのQ2に進出する。天候は快晴。Q1開始時の気温は24度、路面温度は36度を記録した。
セッションがスタートすると、まずはマクラーレンのジェンソン・バトンがトップに立ち、そこにグロージャンとキミ・ライコネンのロータス勢が続いた。
開始10分、ファーストアタックをかけたアロンソがバトンを上回ってくると、オーダーはアロンソ、ルイス・ハミルトン、バトンと変わる。4番手にグロージャン。ウイリアムズはバルテッリ・ボッタスが序盤から好タイムを並べ、5番手タイムをマークする。
残り7分、ようやくレッドブルの2台が合流を果たすとマーク・ウエーバーが暫定トップに立っていたハミルトンを上回って首位となるが、直後にジャン−エリック・ベルニュがヘアピンでストップ。リヤのブレーキホイールから激しく出火し、セッションは赤旗ストップとなった。
セッション残り2分55秒を残した時点のオーダーは、ウエーバー、ハミルトン、アロンソ、セバスチャン・ベッテル、グロージャン。およそ2分後の再開では、5番手バトンまでがコースインせず、それ以外のマシンは再びコースに向かった。
各車ミディアムタイヤでのアタックでは、ロータスのグロージャンがトップを奪い、フェラーリのフェリペ・マッサが2番手に。ポール・ディ・レスタも5番手までポジションを上げた。
ここでノックアウトされたのは、マルシャとケータハムの4台とストップしたベルニュ、そしてフォース・インディアのエイドリアン・スーティルがQ1敗退を喫した。
なお、ザウバーのエステバン・グティエレスはセッション序盤にガレージ内でマシンから一瞬炎が上がったが、その後再びコクピットに戻ってアタック。なんとか13番手でQ2へ進んだ。