全日本選手権スーパーフォーミュラ第1戦は13日、決勝日を迎え、9時5分から30分間のフリー走行が行われた。決勝に向けて重要なセッションとなる朝の走行では、各車ロングラン等を確認しながら走行。中山雄一(KCMG)がベストタイムをマークしている。
新シャシーSF14のポテンシャルをみせつけ、あっさりと初戦からコースレコードを更新した全日本選手権スーパーフォーミュラ。いよいよ開幕戦の決勝レースが行われる日曜を迎え、9時5分から30分間のフリー走行がスタートした。
今季からマシンが新しくなっていることもあり、新車でのロングランやピットストップ等を行っていないドライバーもいるため、昨年まで同様のフルタンク時のペース確認や調整に加え、さまざまな作業を行うべく、コースオープンから各車が積極的に周回を重ねた。
曇天の下行われたフリー走行では、序盤は各車1分41秒台から43秒台といったところで周回。序盤は前日の予選Q3で「セクター3〜4でプッシュしすぎた」というジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)がまず1分40秒台に。終盤、他ドライバーもタイムアップし、トップ10までが40秒台に入れた。
そんな中、最終的に1分39秒台のベストタイムをマークしたのはルーキーの中山雄一。次いでポールポジションのアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)が続いた。ホンダ勢の最上位は武藤英紀(DOCOMO DANDELION)の8番手となっている。
なお、チェッカー間際にデグナーで予選2番手タイムをマークしたナレイン・カーティケヤン(LENOVO TEAM IMPUL)がコースアウト。前日のフリー走行でペナルティを受け3グリッド降格が決まっているカーティケヤンだが、グラベルにストップしてしまい、マシンを降りている。