アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)とグランダムが統合され来シーズンからスタートするユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)における各マシンのBoP(性能調整)は、来年初頭に行われるデイトナ24時間のプレテスト前には決定される見通しとなっている。

 USCCでは、デイトナプロトタイプとLMP2カー、そしてデルタウイングDWC13が『プロトタイプ』クラスに分類されることになるが、元来異なるシリーズを走行していたマシンを同じクラスで戦わせるにあたってのBoPが現在整備されている。

 USCCのテクニカルボス、スコット・エルキンズは、先週のセブリングと今週のデイトナでの公式テスト、そして風洞でのテストで十分なデータを得られると考えており、1月1~3日に行われるデイトナ24時間のプレテスト『ロア・ビフォー・ザ・ロレックス24』の前にBoPを決定することができると考えているようだ。

「(テスト前にBoPを決めることは)ロアテストで伝統的に起こってきた“三味線”をストップさせる唯一の方法ではないかと思っている」とエルキンズ。
「テストとレースの間にレギュレーションの変更がなされないことによって、本当のパフォーマンスが発揮されることを願っているよ」

 昨年9月にALMSとグランダムの統合が発表されて以来検討が続いているデイトナプロトとLMP2カーのBoPについて、エルキンズは進展があることを示唆しつつ「まだまだ先は長い」と付け加えた。

 またエルキンズは、来季型のデイトナプロトとのバランスをとるため、現在LMP2に課されている60kgのバラストが減らされることになるだろうと語った。

「現在、カーボンブレーキと軽量のバッテリーによって、DPの重量は減少している。そのため、P2のバラストを減らすことを認めねばならないだろうね」

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