ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)は3日、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開幕戦デイトナ24時間に向けた公式テストが行われ、アクション・エクスプレスの5号車コルベットDPが初日のトップタイムをマークした。

 グランダム・シリーズとアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)の統合により、今シーズンからスタートするUSCCは、今月末のデイトナ24時間を開幕戦とし、10月のプチ・ル・マンが最終戦となる。今回の公式テストは、3日~5日の日程で行われる。

 迎えたテスト初日は、午前と午後の2回の走行が行われ、気温は10度以下、そして強い風も吹きすさぶというコンディションの中、クリスチャン・フィッティパルディ駆る5号車コルベットDPが午前のセッションで1分38秒630を記録。午後もこのタイムを上回るマシンは現れず、初日のトップタイムとなった。

 一方、同じく最高峰のプロトタイプクラスを戦うLMP2勢で最速となったのは、エクストリームスピード・モータースポーツの1号車HPD ARX-03b。午後のセッションで1分40秒006をマークし、総合4番手につけた。デイトナプロト、LMP2カーとともにプロトタイプクラス戦う0号車デルタウイングDWC13は、午後のセッションで1分41秒010を記録している。また、PCクラスでは、COREオートスポーツの53号車オレカFLM09がトップにつけた。

 グランダム時代のこのサーキットのレコードタイムは1分40秒099となっているため、デイトナプロト、LMP2の最速タイムはともにこのレコードを上回る形に。ただ、デイトナプロトとLMP2間の性能調整に関しては、デイトナ24時間に向けた重量とエアリストリクターの最終調整のため、このテストの結果を加味することを運営するIMSAが認めている。

 GTル・マンクラスでは、COREオートスポーツの走らせるポルシェワークスの911号車ポルシェ911 RSRがトップタイムをマーク。2番手にコルベット・レーシングの4号車シボレー・コルベットC7.Rがつけた。GTデイトナクラスでは、フライング・リザードの45号車アウディR8 LMSがトップタイムで初日を終えている。

 テスト2日目は、計4回のセッションが予定されており、現地時間18時30分~20時の走行も含まれている。

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