ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)は、3~5日の日程で公式テストが行われ、アクション・エクスプレスの5号車コルベットDPが総合トップタイムをマークした。

 開幕戦デイトナ24時間の舞台となるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで3日間に渡って行われた公式テストでは、合計8回のセッションが開催。2日目には夜間の走行も行われ、各マシンとも開幕戦に向けて周回を重ねた。

 総合首位につけたアクション・エクスプレスの5号車コルベットDPは、全てのセッションで好タイムをマーク。2日目、3日目の首位はならなかったものの、初日の首位に輝いた1分38秒630が3日間の総合トップタイムとなった。

 続く総合6番手までをDP勢が占め、7番手に1分39秒750のタイムでエクストリームスピード・モータースポーツの1号車HPD ARX-03bが入った。上位6位を独占したDP勢のうち5台はコルベットDPとなっているが、2日目のトップタイムを記録したチップ・ガナッシ・レーシングの01号車フォード・ライリーDPが3番手に割り込む形で名を連ねている。DP、LMP2と並んでPクラスを戦うデルタウイングDWC13は、1分40秒508で総合12番手につけた。

 また、この公式テストで初お披露目された2台のマツダLMP2 SKYCATIV-Dレーシングは、トラブルに見舞われながらもセッションを重ねるごとに周回をこなし、所定のテスト項目は全てこなすことができたということだ。

 オレカFLM09のワンメイクで争われるPCクラスでは、スターワークスの8号車が1分42秒010のタイムで3日間のトップに立っている。

 GTLMクラスは、COREオートスポーツとの協力のもとワークス参戦しているポルシェ・ノースアメリカの911号車ポルシェ911 RSRが1分45秒564で首位に。コルベットレーシングの4号車シボレー・コルベットC7.R、3号車シボレー・コルベットC7.Rが続く形となった。

 GTDクラスでは、フライングリザード・モータースポーツの45号車アウディR8 LMSが1分47秒981で3日間のトップに。スノウ・レーシングの58号車ポルシェ911 GTアメリカが2番手でテストを終えた。

 USCC開幕戦となるデイトナ24時間は、現地時間23日午前のフリー走行で開幕を迎える。デイトナ24時間に向けた性能調整に関しては、今回のテスト結果も踏まえて実施される予定だ。

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