ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)は30日、第5戦デトロイトの決勝レースが行われ、アクション・エクスプレス・レーシングのエリック・クラン/デーン・キャメロン組31号車コルベットDPが優勝を飾った。

 インディカー・シリーズとの併催となった今回のレースには、GTLMクラスを除く3クラスが参加。29日に行われた予選では、アクション・エクスプレスの5号車コルベットDPがポールポジションを獲得。10号車コルベットDP、90号車コルベットDPと続いた。

 30日の正午過ぎから始まった100分間の決勝レースは、日差しも降り注ぐなかでのスタートとなったが、残り時間60分を切ると徐々に雨が降り始める展開となった。

 31号車コルベットDPは、5番手スタートとなったものの41周目には首位を奪取。終盤は背後にチームメイトの5号車コルベットDPがぴったりとつけ、チェッカーに向けてバトルが繰り広げられるかと思われた。ただ、チェッカーを目前に5号車がスピン。この間にマイケル・シャンク・レーシングの60号車リジェJS P2・HPDが2番手に浮上し、5号車はポジションを落としてしまう。

 一方で、首位の31号車は最後までポジションを守って今季初勝利。2位に60号車が続き、5号車は3位でレースを終えている。マツダLMP2 SKYCATIV-Dレーシングは、07号車がレースに臨み、クラス7位でチェッカーを受けた。

 PCクラスでは、スターワークス・モータースポーツの8号車オレカFLM09が総合でも6位につけてクラス優勝。GTDクラスでは、アレックス・ジョブ・レーシングの23号車ポルシェ911GTアメリカが優勝を飾っている。

 なお、チェッカーフラッグの後、1コーナーでGTDクラスのマシン4台がスピンしてクラッシュが発生。ライト・モータースポーツの58号車ポルシェをドライブしていたジャン・ヘイデンが検査のためにメディカルセンターへと搬送された。また、コースサイドにいたオフィシャルも巻き込まれ、命に別状はないものの、肋骨を骨折したほか内蔵にもダメージを受ける事故となってしまった。

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