FIA世界耐久選手権/アメリカン・ル・マン・シリーズ第1戦セブリング12時間は18日、チェッカーを迎え、アラン・マクニッシュ/トム・クリステンセン/ディンド・カペッロ組2号車アウディR18 TDIが優勝。アウディがセブリング10勝目を挙げた。

 ル・マン24時間をはじめ、耐久レースで多くの勝利を挙げているベテラントリオが、WEC世界耐久選手権の最初のウイナーとなった。60台以上のマシンが走行するセブリングで、2号車は完璧なパフォーマンスをみせ、ティモ・ベルンハルト/ロマン・デュマ/ロイック・デュバル組3号車アウディに4周差をつけ優勝を飾った。

 3号車アウディは2位に入ったものの、途中ハンドリングの問題を抱え、ラップダウンのマシンと接触。リペアに3周を要し、さらにポールポジションからスタートしたアンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ/マルセル・ファスラー組1号車アウディは、ギヤシフトの電気系にトラブルを抱え、パドックでの修理を要し15周遅れの16位に終わった。

 予選まではアウディ勢に迫る勢いがあったLMP1クラスのHPD ARX-03a勢だが、マッスルミルク・ピケット・レーシングは燃料給油装置にトラブルを抱え、終盤まで維持していた3位の座を失うことに。同じHPD ARX-03aを使うJRMレーシングもサスペンショントラブルに見舞われた。

 LMP1クラスの有力プライベーターがトラブルを抱える中、総合の表彰台を獲得したのは今季からWECのLMP2クラスに参戦するスターワークスのHPD ARX-03b。さらにレベル5モータースポーツのHPD ARX-03bも4位に入り、LMP2クラスのマシンが総合3〜4位を占めた。

 GTクラスのバトルは、最後の1時間までおよぶ激しいものになったが、レースを制したのはALMSのチャンピオンチーム、BMWチームRLLのジョーイ・ハンド/ディルク・ミューラー/ジョナサン・サマートン組が優勝を飾った。

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