14日に決勝レースを迎えるWEC世界耐久選手権第7戦富士。今回、スポーツカー耐久レースの世界選手権の富士スピードウェイでの開催は1988年以来ということもあり、多くのファンが富士スピードウェイを訪れているが、WEC関係者、チームにとっては嬉しい驚きとなっているようだ。
今季のWECはセブリングからスタートし、スパ、ル・マンと転戦したが、ここまでは伝統的に耐久レースの人気があるサーキットで、ル・マンをはじめ多くの観客が集まっていた。しかし、その後のシルバーストン、さらにスポーツカー耐久レース初開催となったブラジル、バーレーンではかなり観客数が落ち込んでいた。
そんな中迎えた富士戦では、金曜日から日本の熱心なファンが富士を訪れ、LMP1クラスのドライバーはもちろんLM-GTEクラスのドライバーにもサインを求めるシーンが見られ、WECチーム関係者はもちろんドライバー本人たち、そして主催者側にも嬉しい驚きとなっていた。
WECの公式ホームページFIA WEC.comでは、盛況となった土曜のピットウォークの様子を掲載しながら、「富士戦:すでに大いなる成功」と土曜日時点でイベントの成功を伝えた。
「金曜日からチケットを求める列もでき、土曜日にもファンの数は減少するどころか、大観衆となった。パドックも贔屓のチームやマニュファクチャラーのグッズに身を固めたファンで賑わった」
「天候がいいままの日曜日はさらに多くのファンが訪れることが予想される。日本のメーカーの存在はこのファンの盛り上がりとは無関係だろう」
WEC世界耐久選手権は、マニュファクチャラーとしては今後多くのカーセールスを求める中国やブラジル、中東などでレースを行いたい意向があるものの、この日本をはじめ多くのファンを抱えているレースも重視してほしいところだ。
