WEC世界耐久選手権は18日、富士スピードウェイで2014年カレンダーの修正版を発表した。開催地は変わらないが、第2戦スパ-フランコルシャン、第6戦富士の日程が変更されたほか、第5戦オースティンの決勝日等が変更されている。
WECの発表によれば、来季のカレンダーはすでに9月にオースティンで発表されていたものの、その暫定カレンダーに対し、F1世界選手権とのバッティングを避けるために修正。第2戦スパ、第6戦富士がそれぞれ1週間前倒しになった。
このため、富士戦は10月3日〜5日の開催スケジュールとなったが、この日程はスーパーGTがタイ/ブリーラムで第8戦を予定しており、このあたりは今後調整が必要になりそうだ。
その他にも、サーキット・オブ・ジ・アメリカズでの第5戦の決勝日が土曜日に変更されることになった。これにより来季のカレンダーは8戦中3戦が土曜決勝に。FIA WECのジェラール・ヌーブCEOはこの理由について、「土曜に決勝を開催することでフィニッシュを夜に設定することができるし、フィニッシュ時の花火やコンサートの開催など、ファンの皆さんにル・マン・スピリットのレースをお届けすることができる」と語っている。