13日、ブラジル・サンパウロのアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェでWEC世界耐久選手権第5戦サンパウロが開幕し、フリー走行1/2が行われた。フリー走行2では7号車トヨタTS030ハイブリッドがトップタイムをマークしている。
WECシルバーストンから南米ブラジルに舞台を移し開幕した第5戦サンパウロ。このラウンドでも1号車アウディR18 e-トロン・クワトロ、2号車アウディR18ウルトラ、そして7号車トヨタTS030ハイブリッドのワークス3車の対決に注目が集まる中、金曜日のフリー走行で幕を開けることとなった。
小雨が舞い、スリックとウエットタイヤを交互に使う複雑なコンディションとなった11時からのFP1では、ハイブリッド四駆の1号車アウディR18 e-トロン・クワトロが2号車R18ウルトラにコンマ4秒の差をつけトップに。7号車が3番手となった。
今回、スーパーGT第6戦富士とフォーミュラ・ニッポン第6戦SUGOの間ということもあり、中嶋一貴を欠くこととなった7号車トヨタは、インテルラゴス初体験となるニコラス・ラピエールがコースを習熟。06年F1ブラジルGPの金曜走行以来となるアレックス・ブルツが午後のFP2でセットアップを実施。FP2終盤では再びラピエールにステアリングが託され、ハイブリッドを駆使しアタックを実施。午後のトップタイムをマークすることになった。
「インテルラゴスは攻めがいのあるコーナーと、結構なアンジュレーションがあって良いコースだね。ただ、コース幅があまり広くないし、直線が少ないので、混雑は避けられないだろう」とラピエール。
「セットアップは上手くいったから有効に使いたいけど、シルバーストンで得られた空力の優位性も武器にしたい。コース表面の変化は非常に早くて、公式練習初日の終わりには高いグリップを得られたから、このことは心に留めておかねばならないと」
午後の2番手は2号車R18ウルトラに。1号車は3番手となった。このインテルラゴスでワークス勢に続くことになったのは、2台のHPD ARX-03a・ホンダ勢。レベリオン・レーシングのローラ・トヨタ勢を抑えJRMの22号車が4番手、ストラッカの21号車が5番手につけた。
LMP2のトップとなったのは、シグナテック・ニッサンの23号車オレカ・ニッサン。井原慶子が乗り込むガルフレーシングのローラ・ニッサンはクラス最下位発進と苦しい初日になった。4台のエントリーとなったLM-GTEプロクラスは、アストンマーチン・バンテージがトップとなっている。
