29日、フランスのポールリカールで、WEC世界耐久選手権の公式テストがスタートした。初日はレベリオン・レーシングの12号車ローラB12/60・トヨタがトップタイムをマーク。今季AFコルセに加入した小林可夢偉も走行している。

 4月14日に決勝レースが行われる開幕戦シルバーストンを前に、4クラス20台のマシンが集まったポールリカール公式テストだが、4時間の初日午前は、前日の雨が残りウエットコンディションとなった。

 今回のテストのLMP1クラスは、レベリオン、そしてストラッカ・レーシングのHPD ARX-03c・ホンダが走行し、初日は午前、午後、夜ともレベリオンの12号車がトップタイムをマークした。

 8台が揃ったLMP2クラスは、今シーズンから登場するロータスT128が走行を開始した。31号車、32号車という2台のうち、32号車が走行。午前のセッションで1分50秒214という好タイムをマークしてみせた。

 LMP2クラスの初日トップは、午前にマークされた26号車G-ドライブ・レーシングのオレカ・ニッサンの1分48秒064となったが、26号車は午後のセッションでコースアウト。マシンを壊している。

 一方、今季スクーデリア・フェラーリと契約しAFコルセからWECに参戦する可夢偉は、51号車のジャンカルロ・フィジケラ/ジャンマリア・ブルーニ、そして71号車をともにドライブするトニ・バイランダーと4人で71号車をシェアする形でテストに参加した。

 可夢偉は午前のセッションでバイランダーの1分59秒745に対し、2分00秒827というタイムをマーク。路面が乾いた午後は1分59秒737までタイムを縮め、この日の71号車のベストタイムをマークした。ただ、LM-GTEプロクラスのトップは新車911 RSRを投入したポルシェAGチームマンタイの91号車に譲っている。

 この日は午前、午後、そしてナイトセッションと3セッションが行われたが、夜は霧に見舞われることに。可夢偉は初めてのナイトセッションの走行も経験した。

 テストは土曜日まで行われる予定だ。

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