10月10日~12日に開催されるWEC世界耐久選手権第5戦富士。LMP1-Hクラスを戦うトヨタにとってのホームレースとなる今回の富士戦だが、グランドスタンド裏のイベント広場に登場するトヨタブースでは、PS3のレースゲーム『グランツーリスモ6』上で中嶋一貴に“挑戦”することができる。
トヨタブース内の特設シートでは、GT6に収録されている2012年のTS030ハイブリッドで一貴がマークしたタイムを破ることを目指して来場者がGT6でアタック。基準タイムをクリアした方にはTS030ハイブリッドの18分の1モデルカーがプレゼントされるほか、一貴のタイムを破った方(土曜・日曜で各1名ずつ)には、なんと実車のパーツ(!)がプレゼントされる。
このチャレンジ企画にあわせて、トヨタ・モータースポーツのYouTubeチャンネルでは、一貴がこの富士でのアタックを解説した動画も公開中。一貴がどのようなアプローチでアタックを行っているかが語られており、タイムアップを目指す方だけでなく、レースを観戦をする上でも参考になりそうだ。
また、トヨタモータースポーツ公式サイトでは、グランツーリスモシリーズのプロデューサーを務める山内一典氏と一貴の対談も公開中。グランツーリスモと実際の現場の共通点や相違点などを踏まえながら、現在のTS040ハイブリッドの特性、そしてWEC富士に向けての展望なども語られている。
WEC富士のトヨタブースではほかにも、WECドライバーのトークショーやチームの木下美明代表によるトーク、そして片山右京/脇阪寿一/伊藤大輔の3人によるトークショーなども予定されているほか、歴代ル・マン24時間を戦ったTS010、TS020、そしてTS030ハイブリッドもブースに登場。それぞれのプログラムも用意されている。トヨタブースでのイベント詳細はトヨタモータースポーツ公式サイト(http://ms.toyota.co.jp/jp/wec/racereport/1405-fuji-00.html)からチェックすることができる。