今週末に開催されるWEC世界耐久選手権第5戦に向けて、舞台となる富士スピードウェイにマシンやチームの機材などが搬入され、レースに向けての準備が進んでいる。
10月10日(金)〜12日(日)に開催されるWEC富士。今年は、トヨタ、アウディに加えて、“耐久王”ポルシェもLMP1クラスに参戦し、今季ここまでの4戦と同じく、三つ巴の総合優勝争いが繰り広げられることになる。また、トヨタの中嶋一貴、そしてLMP2クラスにOAKレーシングから参戦する井原慶子というふたりの日本人ドライバーをはじめ、各クラスには日本に馴染みの深いドライバーも多数エントリーしている。
そんなWEC富士の開幕に向けて、10月6日から7日にかけて、エントリーしている27台のマシンがサーキットに搬入された。マシンの搬入とともに、7日からは各チームのスタッフも富士入り。ガレージの設営やマシンの整備などが始まっている。
また、サーキット内では、WECの看板の設置やイベント広場の設営も開始。金曜日から始まる走行に向けての準備が着々と進んでいる。WEC富士は、10日に2回の練習走行が行われ、11日に練習走行と予選、そして12日に6時間の決勝レースが行われる予定だ。