10月20日に決勝レースが行われるWEC世界耐久選手権第6戦富士の最新エントリーリストが発表された。今回の暫定エントリーリストでは、アストンマーチン・レーシングの3人目のドライバーとして、フレデリック・マコウィッキとブルーノ・セナの名前が新たに加わっている。
10月18日の開幕がいよいよ近づいてきたWEC富士では、ル・マン24時間耐久レース以来のWEC参戦となる7号車トヨタTS030に中嶋一貴が乗り込むほか、井原慶子、小林可夢偉らも参戦。加えて、KCMGの松田次生やデルタADRの中野信治など、計8人の日本人ドライバーがエントリーリストに登録されている。
そんな中、今季はアストンマーチン・レーシングの99号車アストンマーチン・バンテージでLM-GTEプロクラスに参戦していたマコウィッキとセナのコンビは、チームが来季のデイトナ24時間耐久レース参戦に向けてWECの参戦規模を縮小したことも影響してか、WEC富士のエントリーリストには名を連ねていなかった。
ただ、8日に発表になった新たな暫定リストでは、マコウィッキが97号車アストンマーチンの3人目としてエントリーリストに復帰。また、セナはLM-GTEアマクラスに参戦している95号車アストンマーチンの3人目として名前を連ねた。AMRはほかにも、99号車にリッチー・スタナウェイ、96号車にジョナサン・アダムを新たにエントリー。4台ともに3人体制でエントリーさせている。
LMP1クラスでは、レベリオン・レーシングの12号車ローラB12/60クーペ・トヨタが2人体制となったほか、LMP2クラスでも井原のドライブするOAKレーシングの45号車モーガン・ニッサンも井原とジャック・ 二コレの2人体制へと変更。ただ、参戦予定の日本人8人の名前は変わらず、全クラス合わせて29台の参戦にも動きはなかった。