いよいよ10月12日から開幕するWEC世界耐久選手権第7戦富士に先立ち、富士スピードウェイで10日午前から公式テストがスタートした。午前の3時間のセッションでは、アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴組トヨタTS030ハイブリッドが1分29秒088でトップタイムをマークした。

 12日のフリープラクティスに先立ち、水曜日9時から3時間の予定でスタートした公式テスト。金曜日から始まる公式日程を前に行われたこの日のセッションは午前9時から12時までと、午後1時から5時までの計7時間。ストラッカ・レーシングやAFコルセなど、一部走行しなかったチームもあったが、計20台のマシンが初めて富士スピードウェイに、そのエンジン音を響かせた。

 午前中のセッションで、まず精力的なテストをしていたのはトヨタ。セッション開始直後から、3人のドライバーが順に乗り込んだだけでなく、マシンのセットアップも煮詰めていく。また、さまざまなデータ取りも行っていたようだ。

 セッション中盤に入ると、トヨタのタイムは1分29秒台に突入してきた。そして、セッション終盤に乗り込んだのは中嶋一貴。一貴は勝手知ったるコースということで、次々に自己ベストを更新し、最後はニュータイヤを装着してトップタイムとなる1分29秒088を叩き出した。

 これに続いたのは、トム・クリステンセン/アラン・マクニッシュ組のアウディR18 e-トロン・クワトロ2号車。アウディ陣営はセッションが始まって1時間ほど経ってから、2号車をコースに出して本格的な走行を開始したが、新しい富士のコースにドライバーもすぐ順応。間もなく1分29秒台にタイムを入れてきた。

 さらに、「富士を走るのは1年ぶりで、最初にコースインした時は、感動しながら回りの風景を見渡しちゃったよ。その後は真面目にプッシュしたんだけど、まだクルマのセットアップは煮詰めないとダメだね。ちょっとダウンフォースが多過ぎて、Aコーナーと100Rはすごくいいんだけど、低速コーナーではアンダーステアで」とブノワ・トレルイエが振り返るように、アウディR18 e-トロン・クワトロ1号車は、午前中のセッションでは3番手に留まった。

 1号車に関しては、スタッフが富士に入ってからマシンをほぼ新車に組み替えていた影響か、午前中の走り出しは2号車よりもさらに遅く、わずか20周足らずしかこなしていないが、2号車とほぼ遜色ないタイムをマークしている。

 以下、開始早々から精力的に周回を重ねたJRMレーシング15号車HPD ARX-03a、レベリオン・レーシングの12号車ローラ・トヨタ、OAKレーシングの15号車OAKペスカローロ・HPDとなった。15号車では、佐藤琢磨もセッション中盤と終盤にドライブを行っている。

 またLMP2クラスでは、スターワークスの44号車HPD ARX-03bがトップ。2番手にOAKレーシングの24号車モーガン・ニッサン、3番手にぺコム・レーシングの49号車オレカ・ニッサンと続いた。

 中野信治が加入したADRデルタのオレカ・ニッサンはクラス4番手、井原慶子がドライブするガルフ・レーシング・ミドル・イーストの29号車ローラ・ニッサンは、今ひとつタイムが伸びず、クラス最下位に留まった。LM-GTEプロクラスは、アストンマーチンのみが走行した。

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