WEC世界耐久選手権とRAC(ロイヤル・オートモーティブ・クラブ)は11日、2013年WEC開幕戦シルバーストンの勝者に対し、伝統の“ツーリストトロフィー”を授与すると明らかにした。
ツーリストトロフィーは108年前、1905年にRACによって制定された伝統ある賞で、マン島やドニントン、グッドウッド等イギリス各地で開催された世界的なスポーツカー/ツーリングカーレースの勝者に授与されてきた。過去にはタツィオ・ヌボラーリやスターリング・モス、グラハム・ヒル、デニス・ハルムやデレック・ベルなど偉大なドライバーがこのトロフィーを獲得している。
1970年以降はシルバーストンでのレースに賞がかけられ、最近では2011年までFIA-GT選手権/FIA-GT1世界選手権のシルバーストン戦が対象に。11年のミハエル・クルム/ルーカス・ルーアが最新の獲得者となっていた。
そんなツーリストトロフィーが、13年からWECの開幕ラウンドとなるシルバーストン戦のウイナーに授与されることになり、ACOフランス西部自動車クラブ代表のピエール・フィヨンは「権威あるツーリストトロフィーがWEC開幕戦の勝者に与えられることになり、至上の喜びを感じている。13年はル・マン24時間も90回目の節目の年となり、シリーズ開幕戦を素晴らしいスタートで飾れることになる」と喜びを語っている。
ツーリストトロフィーはWEC開幕戦のオーバーオールウイナーにのみ授与されることになるが、今季も優勝を争うであろうアウディ、トヨタの両陣営のドライバーたちにとってはぜひ獲得したいタイトルのひとつになりそうだ。
