WEC世界耐久選手権第1戦/アメリカン・ル・マン・シリーズ第1戦となるセブリング12時間レース開催に先立ち、3月12日から13日にかけセブリングでテストセッションが行われ、アウディR18 TDI勢が上位を独占した。

 今季からFIAが主催する世界選手権となるWECの開幕戦セブリングは、ALMSとの同時開催ということもあり多くのエントリーを集めているが、12日からスタートしたテストでは、そんな多くのマシンが一同に会し、走行を重ねることとなった。

 2日間4回のセッションのうち、トップを占め続けることになったのは、3台のアウディR18 TDI陣営。今季からプジョーが活動を終了、トヨタは第2戦からの参戦となるためLMP1クラスでは唯一のメーカーワークスのディーゼル車両であるアウディは、4セッションのうち3セッションでトップ3を独占。2号車を駆るアラン・マクニッシュ/トム・クリステンセン/ディンド・カペッロ組がマークした1分47秒187が2日間のトップとなった。

 2日間のうち、1セッションでアウディ勢に食い込むことになったのは、ALMSエントリーとなるマッスルミルク・ピケット・レーシングが走らせるHPD ARX-03a。最終的には首位から1.4秒差というポジションとなった。総合5番手となったのは同じくHPD ARX-03aを走らせるストラッカ・レーシングとなっている。アウディ勢をのぞくLMP1車両は、ほとんどが1分50秒〜52秒というベストタイムとなった。

 LMP2クラスは、ALMSエントリーのスコット・タッカー/ルイス・ディアス/ライアン-ハンター・レイ組レベル5モータースポーツのHPD ARX-03bがトップタイムをマーク。WECエントリーの中では、ペコム・レーシングの49号車オレカ・ニッサンが最速となった。

 LM-GTEクラスは59号車ラグジュリー・レーシングのフェラーリ458 GTEがトップタイムをマークしたが、ジャンカルロ・フィジケラらが乗り込む51号車フェラーリ、フェルバーマイヤーのポルシェ、さらにALMSの昨年王者、レイホール・レターマンのBMW M3 GTのタイムが接近している状況だ。

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