FIA国際自動車連盟は、27日に開催されたワールド・モータースポーツ・カウンシルで、来季のWEC世界耐久選手権について、ポイントシステムとLMP1クラスの新たなカテゴリー分けについて発表した。

 来季3年目を迎えるWECは、LMP1クラスではポルシェが参加を予定。アウディ、トヨタがこのまま参加を継続した場合、3メーカーによる争いが展開されることになる。WECのLMP1クラスにはメーカーに対するタイトルとしてマニュファクチャラータイトルがあるが、この規定が変えられることになった。

 今回のFIAの発表によれば、マニュファクチャラーポイントは、今季までは参戦する複数台数の中から最上位の1台に対し与えられていたが、競争を増やすために2台がスコアしたポイントの合算に変更された。

 また、2014年のスポーティングレギュレーションは、来季から導入される新しいLMP1テクニカルレギュレーションに従い調整されることに。プライベーターのみが参加できるLMP-L、そしてマニュファクチャラー、プライベーターが投入するハイブリッド車のカテゴリーのLMP-Hというふたつのカテゴリーに調整されることになった。

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