世界ラリー選手権(WRC)のプロモーターは3日、全14戦で行われる2016年シリーズの開催スケジュールを発表した。

 開幕戦は例年通りラリー・モンテカルロで、1月22日~24日に開催。最終戦はラリー・GBからラリー・オーストラリアに開催地が変更され、11月18日~20日に行われる。

 最終戦のポジションを譲る形となったラリー・GBはヨーロッパラウンド最終戦として10月28日~30日に、17年ぶりにWRCカレンダー入りした中国ラウンドは9月9日~11日に第9戦としての開催が予定されている。

 なお、9月末にFIAが開催国を発表した際と同様に、開幕戦モンテカルロと第10戦ラリー・フランスの開催については『WRCプロモーター及びFIAと11月30日までに最終的な開催契約を結ぶこと』との条件がつけられているほか、ラリー・チャイナについても『FIAが要求する基準を満たすこと』との但し書きがされている。

 WRCプロモーターのオリビエ・チエスラは「スウェーデンやアルゼンチン、フィンランドのような伝統的ラリーと、新たなチャレンジを提供する中国のようなターマックラリーが、WRCの魅力をさらに高めてくれる」と語った。

 また、中国でのWRC開催はプロモーターにとって大きなチャレンジとなるが、チエスラは現地主催者とのパートナーシップに強い自信をみせている。

「我々は中国の自動車連盟であるFASC、テレビ中継をおこなうLetvスポーツと複数年契約を結んでいる」とチエスラ。

「LeTVは世界中のスポーツ放映権を持っており、F1やサッカーのプレミアリーグといったラインアップに、WRCが加わることになる。ラリー・チャイナの復活を歓迎しているし、大会を成功させるべく現地主催者とともに働くことを楽しみにしているよ」

「中国は世界最大の自動車市場であり、そこで量産車ベースのマシンで争うWRCを開催することは参戦するマニュファクチャラーにとっても絶好の機会となる。そのため、マニュファクチャラーたちから全会一致で中国でのラリー開催が支持された」

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