7月31日木曜日、WRC第8戦フィンランドが開幕した。この日は4日間で最長となる9SS、134.47kmという設定。4本のSSを2度走行、最終SSとして前日にも行われたユバスキラ近郊のステージを走り、この日を終える。

この日、光る走りを見せたのはトップを快走するヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン)。9SS中5SSでベストタイムをたたき出し、2番手以下とのタイム差を19.7秒に広げ、着々と首位を盤石なものにしつつある。

一方、この日は2番手争いが白熱。フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエとシトロエンのクリス・ミークが真っ向勝負を繰り広げた。この日の朝の段階で、ふたりの差はオジエが4.7秒先行。ミークは一時8秒近くまで離されかけたものの、昼のサービスに戻った段階では再び4.7秒にまでその差を削り取り、午後のSS11でオジエを逆転した。その後もなんとか差をキープし、オジエを1.6秒リードする総合2番手で金曜日の競技を終えている。

「2番手はうれしいね。新しいルートだったけれど、コトはうまく運んでいる。なんたってワールドチャンピオンをパスできたわけだしね。もちろん、ラリーはまだ半分。明日も集中していくよ」とミーク。一方、先頭走者のため砂利かき役となっていたオジエは「明日からが勝負だ」と首位のラトバラも射程に入れている様子だ。

総合4番手にはフォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセン、総合5番手はシトロエンのマッズ・オストベルグとノルウェー勢が続いている。ミッコ・ヒルボネン(フォード・フィエスタRS WRC)は総合6番手。ミケルセンとオストベルグは1.2秒、オストベルグとヒルボネンは1.9秒と僅差の戦いになっており、総合4番手争いも面白くなりそうだ。

8月2日土曜日は比較的短距離のステージ5本を2回ループする10SS。オープニングとなるSS14のスタートは日本時間の2日土曜日、14時08分の予定となっている。

【SS13後暫定総合順位】
1:J.ラトバラ(フォルクスワーゲン)1:34:42.4
2:K.ミーク(シトロエン)+19.7
3:S.オジエ(フォルクスワーゲン)+21.3
4:A.ミケルセン(フォルクスワーゲン)+1:04.2
5:M.オストベルグ(シトロエン)+1:05.4
6:M.ヒルボネン(フォード)+1:07.3
7:H.パッドン(ヒュンダイ)+2:11.6
8:E.エバンス(フォード)+2:39.4
9:J.ハンニネン(ヒュンダイ)+2:51.1
10:C.ブリーン(フォード)+5:19.1

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