スペインGPでフェルナンド・アロンソがブレーキトラブルによってリタイアした後、マクラーレンは捨てバイザーがブレーキダクトを覆っていたことが原因である可能性があるとの見解を示した。

 アロンソは一時は7番手を走行していたものの、ブレーキに不調を感じ、ピットに向かった。しかしピットにたどり着いた時には問題が悪化しており、ピットボックスで止まり切れなかった。幸いクルーは避けることができたためにけが人は出なかった。

 チームはレース後、次のように発表した。

「フェルナンド・アロンソはリヤブレーキの問題により26周目にリタイアした」
「リヤエンドをチェックし、タイヤを交換するため、予防的措置でピットストップを行ったが、彼のマシンは止まる力を失い、ピットボックスに突っ込んできた。幸いフロントジャッキマンはすばやく飛びのき、誰もけがをせずに済んだ」
「フェルナンドは順調にポジションを上げてトップ10に入っていたが、彼のレースはそこで終わることとなった」
「チームはこれから原因を徹底的に調査するが、メカニックたちがガレージ内でマシンのリヤを調べた結果、捨てバイザーが右リヤのブレーキダクトを覆っているのを発見している」

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