今季、イギリスGTとともにヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)にBMW Z4 GT3で参戦していたエキュリー・エコッスが、来季ル・マン24時間のLM-GTEクラス参戦を目指すと、TopGear.comが伝えている。
フランス語で『チーム・スコットランド』を意味するエキュリー・エコッスは、1950年代のF1やF2、スポーツカーレースで活躍。1956年には、メタリックブルーに輝くジャガーDタイプで、ル・マンを制した。
その後、オリジナルのチームは1971年に活動を停止したが、1980年代にドライバーで、エンスージアストであるヒュー・クレイグがその名を復活させ、WSCのグループC2クラスに参戦。2011年には再びチームを復活させ、イギリスGTとELMS、ブランパン耐久シリーズなどにも参戦していた。
TopGear.comは、チームのドライバーのひとりであるジョー・トゥイマンに取材。トゥイマンは、すでにル・マン参戦に向けてチームは資金を確保しているという。ただ、ル・マン参戦の具体的な計画はまだ固まっていないようだ。
「僕たちはBMW Z4 GTEを走らせることはできないんだ。あのマシンはアメリカン・ル・マン向けのものだからね。だから、僕たちは2014年に向けていくつかのメーカーと交渉していて、2014年に向けたオプションを評価しているんだ」
一方でトゥイマンは、1950年代の栄光が、いい意味でチームの肩に重くのしかかっているという。
「僕たちは皆、この名がどこから来たのか分かっている。だけど、数を重ねるためだけにル・マンに出るつもりじゃない。いい素材を揃えることができれば、僕たちはいい仕事ができると思っている」
「エキュリー・エコッスは、ワークスチームに対する噛ませ犬になるつもりはないよ。1950年代から60年代、そして80年代にそうしたように、彼らを少しでも驚かせることができれば嬉しいよね」
