2015年からWEC世界耐久選手権に参戦を予定しており、ル・マン24時間にワークスとして復帰することになるニッサン。その参戦マシンとなるニッサンGT-R LMニスモと思われる走行画像がスクープされ、話題となっている。

 1999年のR391以来、ひさびさにル・マンにワークス参戦することになるニッサン。2012年にはニッサン-デルタウイングで、14年には電気レーシングカーのZEOD RCで特別枠のガレージ#56から参戦し、いよいよ2015年、『ニッサンGT-R LMニスモ』と名付けられたマシンで最高峰のLMP1クラスに参戦することになる。

 ニッサンのフラッグシップである『GT-R』の名が冠されるこの15年の新LMP1については、開発の拠点をアメリカに置き、「日本のDNAをルーツとしたグローバルなプロジェクト(ニスモ宮谷正一社長)」として進められているが、GT-Rの名を冠していることから、新LMP1は「FRレイアウトになるのではないか」という推測が世界中で巻き起こっていた。

 そんな中、アメリカで開発が進められるニッサンGT-R LMニスモと思われる車両の走行シーンがスクープされた。オースティンで撮影された写真と動画は、FRレイアウトという噂を裏付けるような外観で、これまでのようなミッドシップのスポーツプロトタイプカーの枠に収まらないユニークなフォルムとなっている。

 スクープしたのはJalopnikというサイトで、掲載された画像を見るとFRレイアウトを思わせる極端に長いフロントなど、実に特徴的。FRのせいか、通常フロントフェンダー左右後方からサイドにエアフローを導く通称“グランドキャニオン”がないのも目立つ。サイト内では走行動画も掲載される。

 また、フロントグリル部分やヘッドライトなど、市販車のGT-Rの印象を盛り込んでいるのも特徴的。カラーリングが施されればまた印象は変わるのかもしれないが、「ライバルたちに対し、まったく異なる方法で勝ちたいと思っている」というニッサンの意気込みを感じさせるデザインと言えるだろう。

 このニッサンGT-R LMニスモは、2月1日に開催されるアメリカンフットボールNFLのスーパーボウルで、CM内でお披露目されるとも言われている。実際の姿がいったいどんなものになるのか、楽しみなところだ。

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