WTCC世界ツーリングカー選手権で2012年にチャンピオンを獲得したロバート・ハフが、今年からアメリカでスタートするユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)にスポット参戦することが分かった。
ハフは、オレカFLM09のワンメイクで争われるPCクラスで、スターワークス・モータースポーツのドライバーのひとりとして、昨年GP2でランキング2位を獲得したサム・バードらとともにステアリングを握る予定だ。
今年もラーダからWTCCにするハフは、USCCの開幕2戦となるデイトナ24時間、セブリング12時間に加え、6月のワトキンスグレン戦、そして最終戦のプチ・ル・マンにもスポット参戦する予定となっている。スターワークス加入の喜びを、ハフは次のように語っている。
「14年シーズンに向けてスターワークス・モータースポーツに加わることができて、とても興奮している。プロトタイプカーは、僕のWTCCフル参戦を完全に補完すると考えているんだ」とハフ。
スターワークスのチームオーナー、ピーター・バロンも、ハフの加入は素晴らしいニュースだとコメントした。
「ロブのレースをずっと追ってきたんだ。彼の実力は確かなものだし、チャンピオンでもある。彼を2014年に我々のもとに迎えられるのは素晴らしいニュースだよ」
ハフは、3日から開催されるデイトナ24時間の公式テストにもスターワークスから参加するということだ。
