ポルシェAGは29日、2014年もWEC世界耐久選手権のLM-GTEプロクラスに、ポルシェAGチーム・マンタイとしてワークス参戦を継続すると発表した。

 ポルシェは2013年から、911の誕生50年を記念してLM-GTEプロクラスにワークスの911 RSRで参戦。ニュルブルクリンクの名門チーム・マンタイがオペレートし、アストンマーチン、AFコルセのフェラーリを相手にル・マン24時間で勝利を飾るなど活躍している。

 2014年にポルシェはLMP1クラスでのワークス参戦を予定しているが、これと並行してポルシェAGではLM-GTEプロクラスでの活動を継続。今季同様チーム・マンタイが活動を担うと明らかにした。

「WECのLM-GTEプロクラスは、スポーツカーレースにおいて最もコンペティティブなクラスだ。そして年間を通じたレース開催地はポルシェにとって重要なマーケットのすべてが含まれている」と語るのは、ポルシェのモータースポーツ活動を担当するヘルムート・クリステン。

「我々は来季もこの魅力的なプラットフォームを使用したいと考えている。911 RSRで、力強いGTレースに再び挑み、強力なライバルたちに対して収めた成功を継続したい」

 ポルシェは今週末開催されているWEC第8戦バーレーンに、2014年仕様の911 RSRを先行投入。予選でクラストップ2を占めている。

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