Mスポーツのボス、マルコム・ウィルソンの愛息にしてイギリス人唯一のレギュラーWRカードライバー、マシュー・ウィルソンはラリーヨルダンの3日間をとおして、トップ8に入るすばらしいタイムで走り抜けた。またSS10では、チームメイトのヘニング・ソルベルグが岩に激突してパンクしたこともあったが、このチームメイトを上回る走りも見せた。

 結局ウィルソンはトリッキーな最終日まで残り、他のドライバーが行なった出走順位操作をうまく利用し、価値のある10ポイントを獲得している。ウィルソンにとってポイントの獲得は今季2度目。トータル16ポイントを得ている。

「暑さと過酷な自然環境のステージに対処しなくてはいけなかったから、本当にタフなラリーだったよ。非常にすべりやすくて少しでもミスをすれば、ごろごろしている岩にあたってレースは台無しになってしまう。本当にミスをする余地はなかったよ!
最終日の朝は順番操作があって、かなり難しい状況だったけれど、僕らはうまくやってのけられたんじゃないかな。大きなトラブルもなく走ることができたし、メキシコでの結果を考えれば5位という成績は上出来だ。とても楽しいラウンドだったし、トルコへ向けて自信もついたよ!」

 フォードMスポーツのボスで、ウィルソンの父親でもあるマルコムは、マシューのパフォーマンスには満足しているものの、4位のダニ・ソルドとの差はもう少し詰められたのではないかと話す。
「とても難しいイベントだったが、マシューは次戦につながる素晴らしい走りを見せてくれた。今後もペース改善していけるだけの土台を築くことができたと思うよ」

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