今週末に開催されるWRCフィンランド戦。グラベルのグランプリとも呼ばれる高速グラベルラリーは、地の利が絶対的なアドバンテージになるため北欧勢有利の定説がある。シトロエン・トタル・アブダビWRTのマッズ・オストベルグが初めてこのラリーに参戦したのは2006年で18歳の時。以来、年々成績を上げており、2010年は7位、2011年は6位、2012年は5位、そして昨年は3位とついにポディウムにも上がっている。

「ここのステージを速く駆け抜けるためには、経験が鍵。これまで8回参戦していることで、自信はついている。好きなイベントでもあるしね。昨年は、その成果が実ったんだと思うよ」とオストベルグは主張。「そして、全開でアタックするためには、セットアップが完璧なマシンも欠かせない。自信をもってジャンプに挑むには、ペースノートも重要だ。いいバトルができると思うよ。スタートからフィニッシュまで強い走りができるように挑んで、さらに上の成績を目指したい」

 一方、チームメイトのクリス・ミークは、昨年のフィンランド戦では序盤にセカンドベスト、サードベストタイムをマークするなど、印象的な走りを見せている。

「序盤はいいタイムを出していたけど、上位陣に追いつくには少し一貫性に欠けていたね。シーズンの後半はまったく違った展開になると思う。参戦したことのあるイベントばかりだし、経験を活かせると思う。特にフィンランドのような高速ラリーでは、完璧なライン取りが求められる」

 なおオストベルグは、プレイベントとして行われたヘルシンキバトルでは、ファイナルで対戦したマーカス・グロンホルムを抑えて、見事、総合優勝を飾っている。

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