メルセデスチームのボス、ロス・ブラウンは、W03のデザインを考え直す必要はなく、マシンセッティングを改善することでいい結果が出せるようになるだろうと語った。

 メルセデスは予選ではトップのマクラーレンに迫る速さを発揮しているものの、決勝で速さを見せられず、2戦の間にミハエル・シューマッハーによる1ポイントしか獲得していない。

 オーストラリアGPとマレーシアGPで苦労した原因はタイヤにあることは判明しており、問題解決を図ることができると、チームは楽観的な見方をしている。
 開幕戦オーストラリアではオーバーヒートによりタイヤに大きなデグラデーションが発生、マレーシアでは決勝の低温のコンディションではドライバーはタイヤに熱を入れることができなかった。

 ブラウンは、適正作動温度域が非常に狭いと述べた上で、マシンに基本的な問題があるわけではなく、「(問題の解決には)セッティングでうまく対処していけると思う」と語った。

 メルセデスはまだ結果は出していないものの、今年のマシンによって大きく前進できたとブラウンは確信しているが、マシンが優れたパフォーマンスを発揮できるウインドーを広げる必要はあるかもしれないとも語った。
「まだスムーズな週末を送っていないため判断を下すことはできないが、マシンは幅広いコンディションに対処できなければならない。何か注目すべきことを見つけられれば、それによってマシンがうまく作動する最適のコンディションが拡大されることになるだろう」

本日のレースクイーン

新谷桐子しんたにとうこ
2025年 / スーパー耐久
apr Victoria
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円