今季、ILMC/LMSにローラシャシーにトヨタエンジンを組み合わせて参戦していたレベリオン・レーシングが、2012年もトヨタ/TMGとの継続を続けると明らかにした。
スイスに本拠を置くレベリオン・レーシングは、2010年末にドイツ・ケルンに本拠を置くトヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)と契約。スーパーGTやフォーミュラ・ニッポンで活躍するRV8Kエンジンの耐久向けモデルであるトヨタRV8KLMエンジンをローラ・シャシーに搭載し2011年のILMC/LMSを戦い、LMSではタイトルを争った。
2012年からトヨタがTMGが制作したシャシーに日本で開発したガソリン・ハイブリッドシステムを搭載しル・マン24時間をはじめとしたレースに参戦することを明らかにし、レベリオンとの関係が注目されたが、4日、来季も継続してRV8KLMを使用することが明らかにされた。
「レベリオン・レーシングは来季もトヨタ・モータースポーツGmbHが供給する3.4リッターRV8KLMエンジンの最重要パートナーに残る。TMGとのパートナーシップは今や深く、強くなった。我々のローラ・トヨタLMP1の1台は、数週間前にTMGが所有するフルスケール風洞を使い、将来の空力開発を行ったばかりだ」と語るのはレベリオン代表のアレキサンドレ・ペッシ。
「2012年、TMGはレベリオン・レーシングにアップグレードバージョンのRV8KLMを供給し、2年目の基盤を整える」
ペッシは、2012年にトヨタがワークス活動を行うにあたり、レベリオン・レーシングが享受するメリットは大きいと語る。
「彼らがデザインするマシンでル・マンに戻ってくるということは、このレースにとって刺激的なことだ。我々が2011年にTMGとのパートナーシップで作り上げてきたことは、TMGに対しても2012年のプラットフォームとなり得る。我々自身も開発を進めることができたし、ワークスマシンが存在するとなれば、さらにそのスピードを速められるかもしれない」
「新しいトヨタのマシンはガソリン・ハイブリッドで登場することになるが、ここ数年レースを席巻するディーゼルエンジン勢に対抗する興味深いテクノロジーになるだろうね」と来季に向け期待を高めるペッシ。
「レベリオン・レーシングとしては、我々は自身のアイデンティティを確立し、ベストなLMP1プライベートチームでありたいね」
