2015年のF3ヨーロッパ選手権チャンピオンであるフェリックス・ロゼンクビストが今月のデイトナ24時間に参戦する。ロゼンクビストにとってデイトナ24時間は、トップクラスのスポーツカーカテゴリーでの初レースとなる。

 昨年11月に行われたF3マカオグランプリで優勝。マカオ2連覇を達成しているロゼンクビストは、メルセデスのワークスドライバーを務めるマーロ・エンゲル、2015年のブランパン耐久シリーズでチームメイトだったシーン・ジョンソン、フェラーリ・チャレンジ卒業生のマーク・クバメの3名とともにスターワークスモータースポーツの88号車をドライブし、プロトタイプ・チャレンジ(PC)クラスに参戦する。

「数年前に訪れて以来、僕にとってデイトナ24時間に参戦することは夢だった」とロゼンクビスト。

「デイトナはとても激しいレースで、24時間集中を維持する必要がある。僕にとってはまったく新しい挑戦だけど、新しい年の幕開けにはぴったりだと思うよ」

 スターワークスモータースポーツはIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(昨年までのUSCC)に2台のマシンをシリーズエントリーさせており、そのうち1台には昨年のFIA GTワールドカップに参戦していたランガー・バン・デル・ザンデとアレックス・ポポウに加え、インディカーで佐藤琢磨のチームメイトを務めるジャック・ホークスワースがエントリーしている。

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