2014年最初のF1合同テストを欠席するという決断によって、ロータスは非常に大きな痛手を受けることになるかもしれない。

 今週、ロータスは、スペイン ヘレスで1月28日にスタートする今年最初のF1合同テストを欠席し2回目のテストの前に2014年型マシンE22の発表を行うことを明らかにした。

 テクニカルレギュレーションが大きく変わる2014年、合計わずか12日しかないシーズン前テストは非常に貴重な走行の機会となる。ターボエンジン、エネルギーリカバリーシステム、ギヤボックス、ブレーキングシステム、空力面、タイヤなどが新しくなり、コース上でテストをすることが極めて重要になる。

 テストの3分の1を失うことで、ロータスの開幕戦に向けた準備は大きく遅れることになる。

 ヘレスは、新車をシェイクダウンし、新しいシステムを試し、データを集める場になる。チームの本拠が位置するヨーロッパ内で行われるため、必要なパーツをすぐに取り寄せることができる。2回目、3回目のテストの舞台となるバーレーンではそれが不可能だ。

 しかもロータスは、12月にバーレーンで開催されたピレリタイヤテストにも参加しなかった。

 確かに新車のデビューを遅らせれば、マシンデザインやパーツの製造に時間をかけることができ、革新的なテクノロジーをより長い間ライバルたちの目から隠しておくことができる。

 しかし大きな規則変更が導入される今年に限っては、新車デビューを遅らせるメリットが走行時間が減ることによるダメージをどれだけ上回るのか、予測するのは非常に難しい。

 また、エネルギーリカバリーに関連するさまざまな設定に関しては、同じエンジンを使用していてもチームごとに違ってくる。ロータスと他のルノーユーザー、レッドブル、トロロッソ、ケータハムは同じ設定を使えるわけではなく、これについては他から学ぶことはできない。

 4日間のテスト2回の中でエンジントラブルが発生し、半日を失うかもしれない。遠いバーレーンでの2回のテストの合間は4日間しかなく、マシンのモディファイも容易ではない。

 今年はできるだけ多く走行時間を使い、タイヤについて学び、新しいパワートレインで距離を重ねることが重要なのは間違いない。新車のデザイン、製造、クラッシュテストで大きな遅れがあるのでなければ、1回目のテストを欠席するというロータスの決断は技術面の理由でなされたものとは考えにくい。

 予算やリソースの都合であるのかどうかは不明だが、テスト欠席がロータスの開幕戦に向けた準備に影響するのは間違いなさそうだ。

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