17日、チェッカーを迎えたニュルブルクリンク24時間耐久レースで、アレックス・バンコム/星野一樹/ミハエル・クルム/ルーカス・オルドネス組ニッサンGTアカデミー・チームRJNの35号車ニッサンGT-RニスモGT3はほぼトラブルなくレースを戦い9位フィニッシュ。日本車最上位を獲得した。

 昨年に続きニュルに挑んだニッサンGTアカデミー・チームRJNは、昨年とは異なり1台体制での参戦。ただ今回、ニッサンGT-RニスモGT3は若干不利な条件の中での戦いを強いられていた。リストリクター径が絞られ、パワーが少ない中で戦っていたのだ。

 スーパーGTでもそうだが、15年仕様GT-Rのストロングポイントはストレートスピード。対してアウディやBMWはコーナリングに優れており、特に長い2kmのストレートであるドッティンガー・ホーヘは最高速が制限された上に、パワーが絞られ250km制限に到達する時間もかかってしまい、GT-Rの“武器”が封じられた状態に。予選では31番手に留まってしまった。

 しかし、決勝では上位陣の戦いとはならなかったものの、トラブルに泣かされた昨年とは異なりGT-Rは安定したラップを刻み続けた。他のGT3カーが続々とトラブルを抱えていく中でポジションを上げ、11番手で迎えた終盤には23号車メルセデスのトラブル、33号車メルセデスとの戦いを制し9位に。シングルフィニッシュを果たした。

 レース後、星野は「10位も嬉しいけど、シングルだと全然違いますね(笑)。今までの最高位が11位だったから、『また11位?』と思ってたけど、9位に上がって本当に嬉しかったです」と喜んだ。

「トラブルは本当に出なかったですね。やっぱり今年のGT-Rはタイヤに対してもすごく優しいです。去年のクルマではこうはいかなかったと思います」

「来年はぜひ2台体制で出たいですね!」と星野はすでに来季のさらなる上位に向けて、目を輝かせた。すぐそばに応援に駆けつけていた千代勝正がおり、「千代と一緒に出たいですからね」とふたりは笑顔で語っていた。リス径が広がりポテンシャルが発揮された時、GT-Rがどんな輝きをみせるのか……? 期待を抱かせる2015年のニュルだった。

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