このLSPRはリアにとってアメリカ国内ラリーの最高峰クラス(Open 4WD)におけるデビュー戦となり、シーズンではセメナックのペアを務めるキートン・ウィリアムズとともにWRXのシートに収まる。

 そんな彼女の父、ケン・ブロックは、2021年にこのWRX STIの先代モデルをドライブし、まさに同じイベントで優勝しており、これが2006年以来の勝利となっていた。

「ラリーはずっと私のホームであり、私のルーツよ」と続けたリア。

「家族と私は、このチームと特別な歴史を持っている。この節目を他の誰かと一緒に迎えたくはないと思っているの。ラリーカーで競技するのは久しぶりだけど、このとてつもなく速いトップレベルのクルマで、いかに使い方を学べるかという挑戦をとても楽しみにしている」

 実際のラリーウイークでリアのチームメイトを務めるのは、おなじみトラビス・パストラーナとリアノン・ジェルソミーノ組となり、リアノンは彼女と昨季のOpen 2WDでコドライバーとしてともに戦った仲でもある。

 また、リアは2023年にグレンヘレン・レースウェイで開催された『Nitorocross(ナイトロクロス)』の1戦でパストラーナの“代打”としてシリーズに初参戦しており、最高峰クラスで1000PSを超える水素燃料電池スタックを搭載したグループE車両『FC1-X』を操った。

 さらにバージニア州リッチモンドでの2024-25シーズン開幕戦からは、強豪ドレイヤー&レインボールド・レーシングに加入。今季より名門ダッジブランドと提携し、同じくFC1-Xをベースとする『ダッジ・ホーネットR/T』をドライブしている。

「今週末の目標は、楽しみながら速く走り、力強く快適にラリーを終えることね」

リア・ブロックが「私のルーツ」に回帰。全米ラリー協会の最終戦でスバルUSAのWRX STIをドライブ
トラビス・パストラーナ創設の『Nitorocross(ナイトロクロス)』では、今季より『ダッジ・ホーネットR/T』をドライブする
リア・ブロックが「私のルーツ」に回帰。全米ラリー協会の最終戦でスバルUSAのWRX STIをドライブ
チームメイトを務めるのは、父の盟友でもあるおなじみパストラーナ。リア車のエアスクープ(左下)は特別カラーに
リア・ブロックが「私のルーツ」に回帰。全米ラリー協会の最終戦でスバルUSAのWRX STIをドライブ
「LSPRに参戦する気持ちは、興奮という言葉では言い表せないほどよ!」と、父同様に活躍の場を広げるリア

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