6月29日、南ヨーロッパのギリシャにて、2025年WRC世界ラリー選手権の第7戦『アクロポリス・ラリー・ギリシャ』の最終日デイ4が行われ、ヒョンデ・シェル・モービスWRTのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヒョンデi20 Nラリー1)が総合優勝を飾った。そして日曜日のみのタイムでポイントを競う“スーパーサンデー”では、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が最速となった。また、日本の勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はクラス9位となった。

 2025年WRCはポイントシステムが調整されており、2024年に導入されていた土曜日時点の暫定順位に応じたポイント配分が廃止され、ラリー終了時点での順位に応じてもっとも配分の高いポイント(最大25点)が与えられることとなった。加えて“スーパーサンデー”(最大5点)と最終パワーステージ(最大5点)の成績に応じたボーナスポイントが与えられる。

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