北米で開催されている『レッドブル・グローバル・ラリークロス』の第6&7ラウンドで、オルスバーグMSEが走らせるホンダ・シビックGRCラリーカーが初のヒート制覇を飾った。

 エースドライバーのセバスチャン・エリクソンとチームメイトの元王者、ジョニ・ワイマンは、2リッター4気筒直噴ターボを搭載するシビック・クーペで0.713マイル、58%のターマックを含むグラベルとのミックスサーフェイスが設定された海兵航空隊基地ニューリバーの滑走路の特設周回路をアタック。ダブルヘッダーの週末を通して、シビッククーペの耐久性と俊敏性を証明するべく、練習走行から速さを見せる。

 厳しい天候や雷のための45分の遅延の後に行われた土曜日の第6ラウンドの決勝は、深い水たまりやマッドなコンディションに翻弄され6位、7位に終わったものの、湿度65%、路面温度95℃(!)まで上昇し、好天となった日曜の第7ラウンドのセミファイナルAでは、スタートからフィニッシュまで6周のレースを2台のシビックが完全に支配。後続を6秒以上引き離し、エリクソン、ワイマンが1-2で初のヒート勝利を挙げた。

「ホンダにGRC初の勝利をもたらすことができて興奮しているよ! 天候に翻弄された難しい週末だったけど、僕らが勝つ準備ができていることは明らかだった。次は決勝で勝つ必要があるね。この次、何が起きるか楽しみだよ」とエリクソン。

 セミファイナルヒートに続き予定されていた日曜の決勝ヒートは、再度の天候悪化と落雷により延期が決定。現在のところ、代替ラウンドの開催は予定されていない。

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