スウェーデンで開催されている世界ラリークロス選手権第6戦。前戦で母国勝利を飾ったアンドレアス・バッケルド(フォード・フィエスタRSRX)が、スウェーデンでも速さを見せ2連勝を飾った。

 予選のタイムアタックでは、安定した走りを見せたヨハン・クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロ)がトップ。2番手にバッケルド、3番手にペター・ソルベルグ(シトロエンDS3)、4番手にQ1で1位を取ったセバスチャン・ローブ(プジョー208WRX)が続いた。

 セミファイナル1では、5番手スタートのティミー・ハンセン(プジョー208WRX)が好スタートを見せ、そのままジョーカーポイントへ進入。トップを走るクリストファーソンはラストラップでジョーカーへ。しかし、十分な差を広げることができずハンセンが逆転。1位でファイナルに進出した。クリストファーソンは、なんとかマティアス・エクストローム(アウディS1)の前に入り2位。3位にエクストロームが続いた。

 セミファイナル2では、フロントローからスタートしたバッケルドが圧巻の速さを見せ1位でファイナル進出。ローブが2位、3位には1周目でジョーカーをクリアし追い上げを見せたアントン・マルクランド(フォルクスワーゲン・ポロ)が入った。

世界ラリークロス選手権第6戦スウェーデン/スタート
世界ラリークロス選手権第6戦スウェーデン/スタート

 迎えた決勝レース。ポールからスタートしたバッケルドは、好スタートを見せたハンセンに交わされ2番手に落ちる。しかし、バッケルドは焦らず1周目にジョーカーポイントへ進入し後半の逆転を狙う。

 オープニングラップを制したのはハンセン。ローブも2番手に続いていたが最終コーナーでバランスを崩し、マルクランドに交わされ3番手に後退する。マルクランドは4周目でジョーカーに進入するも、1周目にクリアしていたバッケルドとクリストファーソンに交わされ、5番手で復帰。

 バッケルドは、ジョーカーをクリアしていないローブのすぐ後ろまで迫り、ハンセンとローブにプレッシャーをかける。

 最終ラップ、バッケルドはジョーカーに進入したハンセンとローブを交わしトップに浮上。ハンセンは、逆転を狙いバッケルドを追うも最終コーナーでまさかのスローダウン。ローブに交わされ、なんとか3番手でチェッカーを受けた。

世界ラリークロス選手権第6戦スウェーデン/アンドレアス・バッケルド
世界ラリークロス選手権第6戦スウェーデン/アンドレアス・バッケルド

「もし誰かが数カ月前にノルウェイとスウェーデンで僕が勝つだろうと伝えていたら、僕は彼らにおかしいといっただろうね。僕のクルマには大きなミラーが付いているけど、僕の後ろには9度の世界王者が見えるんだよ。ラストラップでもリラックスすることはできないよ」

「レースウイーク中は、短い雨が降って乾いていく、とても困難なコンディションだったね。難しいセットアップをしてくれる僕のスタッフを信じてたし、彼らはそれに応えてくれたよ」とバッケルドは喜びを語った。

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