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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.04.12 15:39
更新日: 2018.04.12 15:57

WRC参戦に向けた一歩となるか。俳優の哀川翔、6年ぶりにアジアクロスカントリーラリー参戦

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ラリー/WRC | WRC参戦に向けた一歩となるか。俳優の哀川翔、6年ぶりにアジアクロスカントリーラリー参戦

 12日、東京都内で行われた体制発表会に登壇した哀川は「出るからには目一杯いく。まずは(ゴール地点であるカンボジアの首都)プノンペンまで完走。そしてできれば上位入賞を果たしたい」と意気込みを明かした。

「ドライバーとしては6年ぶりの参戦で、(特に)町中での走行を楽しみにしてますよ。(タイ・)パタヤでのスタートはワクワクしますね。日本では味わえない雰囲気ですから」

「(参加者の)半分は完走できないラリーだから、まずは完走をテーマに据えたい。その上で優勝を狙っていく。完走ならびに優勝を目標にしています」

「モチベーションは前回より上がってますよ。(前回参戦した時よりも)クルマの(挙動を感じる)感性も上がってるので、いい結果が出ると思います。今年はラリーを戦い始めて10年目なので、いい節目になると思います」

「ラリーは難しくて自分の思い通りに行かないところが魅力かも知れない。やれるとこまでやってやろうと思う。できれば楽しみながら(戦いたい)ね」

「初めて走った時は(あまりの過酷さに)最終日に熱が出てしまった。ただ2回目は悪路に(体が)順応しだした感じがありましたし、コースにある”穴”への対処法も感覚で覚え始めた。まだその感覚が残っているので、(6年ぶりの参戦でも)問題ないかなと思ってます」

 哀川の走りをサポートする奴田原は「モータースポーツは走りきるのが第一。ラリーはサーキットレースと違ってライバルが見えないから、自分との戦いになります。そのなかで自分のベストを出してベストリザルトを狙いたいですね」と期待を示した。

 2017年にトヨタがWRCへ復帰参戦し、2019年にはWRC日本ラウンド『ラリー・オブ・ジャパン』の開催準備も進められていることもあり、国内でもラリー競技への人気・注目は高まっている。先日にはTGRラリーチャレンジに元SKE48の梅本まどかさんが参戦を表明したばかりだ。

 今回具体的な言及はなかったが、哀川はラリー・ジャパンへの参戦経験があるだけに、2019年のラリー・オブ・ジャパンへの参戦も充分に考えられる。今回のTGRラリーチャレンジ、AXCR参戦は哀川のWRC“復帰”へ向けた指標になるかもしれない。

発表会後、哀川翔によるトヨタ・ランドクルーザー・プラドのデモランも行われた
発表会後、哀川翔によるトヨタ・ランドクルーザー・プラドのデモランも行われた
チームがラリー投入に向け製作を進めているトヨタ86。デモランでは奴田原文雄がステアリングを握った
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