6周で争われるファイナルは、強い風がサーキットを襲い、吹雪のなかでスタート。好スタートを決めたクリストファーソンは右コーナーの1コーナー進入までにハンセンを交わして、トップに浮上する。

 また後方スタートだったローブ、ソルベルグ、シシェリの3名は1コーナー先に設けられた大回りセクション“ジョーカーラップ”へ飛び込み、義務を消化。ここでソルベルグのライン取りがワイドになった隙を突いて、ローブが4番手にポジションを上げている。

 トップに浮上したクリストファーソンは雪で視界がさえぎられ、滑りやすい路面コンディションのなか、2周目には1.2秒までリードを拡大。独走体制を構築する。

 そのままペースを落とさなかったクリストファーソンは2番手と約5秒のギャップをつけたファイナルラップでジョーカーラップへ。今回のジョーカーラップでのロスタイムは3.9秒となっていたため、クリストファーソンはポジションを落とすことなくメインコースに復帰すると、そのままチェッカー。シーズン2連勝を飾った。

 2位はオープニングラップでジョーカーへ飛び込み、ソルベルグを交わしたローブが獲得。3位にソルベルグが食い込み、PSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンが2台揃って表彰台を確保している。

 開幕2連勝ながら、これが今季初のトップチェッカーとなったクリストファーソンは「アドレナリンが出続ける戦いだった」と述べている。

「セミファイナルとファイナルは信じられないようなレースだった。難しいコンディションで接触も多かったけど、フェアなバトルができたよ」

「今日のコンディションは普通とはほど遠い状況だった。ファイナルでは好スタートを決めて、それ以降は簡単なレースだったよ。雪が降っていたことを除けばね。もしかしたら(2月にスポット参戦したWRC第2戦)ラリー・スウェーデンでの経験が生きたかもしれない」

 ポイントランキングでは2017年チャンピオンのクリストファーソンが53点で単独首位。44点の2位にバッケルド、43点でソルベルグと続いている。

 WorldRX第3戦は5月12~13日、ベルギーで行われる。

第2戦ポルトガルRXのファイナルは吹雪のなかでの争いとなった
第2戦ポルトガルRXのファイナルは吹雪のなかでの争いとなった
開幕2連勝を飾ったヨハン・クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロR スーパーカー)
開幕2連勝を飾ったヨハン・クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロR スーパーカー)
セバスチャン・ローブ、ペター・ソルベルグも表彰台
セバスチャン・ローブ、ペター・ソルベルグも表彰台
ポルトガルRXのファイナルにはゲラン・シシェリ(ルノー・メガーヌR.S.RXスーパーカー)も出走
ポルトガルRXのファイナルにはゲラン・シシェリ(ルノー・メガーヌR.S.RXスーパーカー)も出走

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