2017年から世界ラリー選手権(WRC)に復帰するTOYOTA GAZOO Racingのチーフエンジニア、トム・フォウラーはトヨタ・ヤリスWRCのコンセプトが世間に衝撃を与えるものだと語った。
およそ20年の活動休止期間を経て、ふたたびWRCでの戦いに身を投じるトヨタ。フォウラーによれば、現在テストを繰り返しているヤリスWRCは暫定仕様であり、最終仕様のマシンは従来のWRカーとは一線を画すものになると述べている。
「(ライバルチームとは)そもそも、コンセプトが根本からまったく違う」とフォウラー。
「残念ながら、現時点で具体的にどこが違うのかは説明できない。我々のアドバンテージが失われてしまうからね」
