TOYOTA GAZOO Racing SAでラリーレイド・プロジェクトの代表を務めるグリン・ホールは、日本のモータースポーツ部門から打診があっとことを認めつつ、もしアロンソが本気でラリーレイドへの挑戦意思を示した場合、トヨタはその支援を行う用意があると語った。

「我々はジニール・ドゥビリエでも同じ状況を経験した。彼は南アフリカ国内のツーリングカー選手権で4度のタイトルを獲得し、2003年のダカールラリーへのデビューに向けテストを行ったんだ」と振り返ったホール。

「フェルナンドのスキルが非常に卓越したものであるのは、過去17年間のキャリアを見ても明らかだ。彼がF1で見せた特筆すべき能力のひとつは、限界でプッシュしている際にも声を聞き、考えながら走ることができる点だ」

「これはいわずもがな、ラリーレイドで重要なキーポイントとなる才能だ。つねにコドライバーの声に耳を傾け、路面の勾配やサーフェスを読み、考えながらドライブする必要があるからね」

 一方のアロンソ自身はかつて自らの能力について「ラリーストの才能について敬意を払っているし、僕自身に関して正直に言えば、自分にはラリードライビングの才能はないと思う」と自己分析を語っていた。

 その点についてもTGRSA代表のホールは、ダカールラリーの第一人者であるアル-アティヤを南アフリカで実施するテストに帯同させ、アロンソをサポートすると同時にドライビング比較を行うことが習熟の助けになるだろうと話した。

「まず何よりもマシンを感じ取ること。そしてトップドライバーとのドライビング感覚の違いを比べることが有効だ。トヨタだけでなく、南アフリカの自動車産業やモータースポーツ界、そしてラリーレイドのコミュニティ全体にとっても素晴らしい機会になる」

「フェルナンドのダカールラリー参戦が実現すれば、信じられないほど素晴らしいストーリーだし、誰もが興奮と感動を覚えることは間違いない。このスポーツが爆発的に注目される原動力にもなるはずだ」

2月21〜26日に開催予定のカタールラリー前後に、南アフリカでのテストが計画されている
テスト実現の可能性が高まる中、ダカールラリー2020年大会のアロンソ参戦にも期待が集まる

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