プジョーは13日、2017年のダカールラリーに投入する『3008DKR』を公開した。

 今年1月に行われたダカールラリーに『2008DKR16』を投入、ステファン・ペテランセル、セバスチャン・ローブ、カルロス・サインツ、シリル・デプレというメンバーで挑んだプジョーは、ペテランセルの活躍により、1990年以来となる総合優勝を手にした。

ステファン・ペテランセルがドライブし、2016年のダカールラリーを制したプジョー2008DKR16
ステファン・ペテランセルがドライブし、2016年のダカールラリーを制したプジョー2008DKR16

 そのプジョーがダカール連覇をかけて投入するのが3008DKRだ。このマシンは来月開催されるパリモーターショーで披露するプジョーの新型SUVをベースに開発されたもの。来年1月のダカールラリーを前に、今年10月のモロッコラリーで実戦デビューを果たす。
プジョー3008DKR
プジョー3008DKR

 チーム代表のブルーノ・ファミンは「3008DKRは我々の新たな1歩を象徴するマシンだ」と表現する。

「我々の目標は、従来のマシンで弱点だったポイントを改善し、強みをさらに強化することだ」

「それと同時に、新たに設けられた規則にも完全に適合させる必要があった」

プジョー3008DKRは来月パリモーターショーで発表される新型SUVがベース
プジョー3008DKRは来月パリモーターショーで発表される新型SUVがベース

 来季はエアリストリクター径が39mmから38mmに縮小されることを受け、プジョーのエンジニアチームは搭載する3リッターV6ターボディーゼルエンジンの低回転域トルク向上に注力したほか、ドライバビリティの向上、サスペンションジオメトリーとダンパーの改良にも取り組んだという。

 プジョーは、あわせて来季のドライバーラインアップも発表。布陣は変わっておらず、ペテランセル、ローブ、サインツ、デプレの4名でダカール連覇に挑む。

 2017年のダカールラリーは2017年1月2日~14日で行われ、ボリビアとアルゼンチン、ダカール初開催となるパラグアイの3カ国を走破する。

プジョー3008DKR
プジョー3008DKR

プジョー3008DKR
プジョー3008DKR
プジョー3008DKR
プジョー3008DKR

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
AutoLabo Lady
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円